- platexでコンパイル
- dvipdfmxでpdf化
- acroreadでプレビュー
特に、jbibtexを使うときなんかは、何回もコンパイルを繰り返さなくてはならず、非常に効率の悪いことをしておりました。
しかし、今日紹介する latexmk を使えば、上記の煩わしさが払拭できます。
つまり、PDFのプレビューまでを、
$ latexmk -pv -dvi
というコマンド一発で片付けることができます。僕の場合はUbuntu 10.04でしたが、基本的にUnix系ならいけるかと思います。
必要条件
- platexが使えること
- perlが使えること
- acroreadが使えること(ただし必須ではない)
導入
- Latexmkの本家サイトから、latexmk-*.zipをダウンロードし、展開
- latexmk.plを、以下のように編集
$latex = 'latex %O %S'; => $latex = 'platex %O %S';
$bibtex = 'bibtex %O %B'; => $bibtex = 'jbibtex %O %B';
$dvipdf = 'dvipdf %O %S %D'; => $dvipdf = 'dvipdfmx %O %S';
$pdf_mode = 0; => $pdf_mode = 3;
(0のままだと、pdfは作成せずにdviファイルだけを作成する)
- 以下のコマンドを実行
# cp latexmk.pl /usr/local/bin/latexmk # cp latexmk.1 /usr/local/man/man1/
以上の手順により、
$ latexmk -pv -dvi
でpdfのプレビューまでができるようになります。上記の -pv オプションを取り払えば、プレビューはなしでpdfの作成までが一気にできます。
僕はYaTeXとEmacsとも連携させるため、 ~/.emacs に以下の記述を追加しました。
;; latexmk
(setq tex-command "latexmk -dvi"
dvi2-command "acroread")
非常に快適で嬉しいです。
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